日曜は唐沢蕎麦と上高地。梓川、穂高連峰

先週の日曜日は上高地に行ってきた。空は厚い雲に覆われていたが、夕方は晴れとの予報を信じて出発。

上高地は名古屋の旅行社でバイトをしていた時に、数ある国内バスツアーの中でも定番の人気コースだった。「何のひねりもない名前だな」なんて当時は思っていたが、せっかく近くまで来たので今回行ってみることにした。

松本市を西へ

昼前には家を出て、まずは信州らしく蕎麦を食べに行くことに。だが目的の店は辺鄙な場所にあるせいか、ナビで住所でも見つからない。仕方なく地図で大体の位置を把握し、行き当たりばったりで向かってみた。

幹線道路までは順調だったが、それると辺りは田んぼだらけに。そのまま案の定、よく分からない路地裏に迷い込んでしまい、最終的には農作業中のおじさん情報で辛うじて付近に辿り着いた。

唐沢そば集落

そして、この看板を発見してついに到着を確信。まさかそば集落なんてものがあるとは思わなかったが、なかなか本格的なようで期待も高まってきた。

中へと進むといくつもの蕎麦屋が軒を並べている。唐沢川という川が通りに沿うように裏手を流れており、最も奥まったところに目的の店、石碾き蕎麦 水舎があった。

石碾き蕎麦 水舎

店内は満席で10分程待った。古い和室の大部屋に案内されると、年配の客が多かったが、観光客らしきカップルなどもちらほら。お薦めだという粗びき蕎麦、そしてニジマスの空揚げを注文。

水舎の店内

水舎のメニュー

出てきた温かいそば茶(たぶん)がやたらと香ばしくて、ほっこりしながらしばらく窓の外をぼーっと眺めていた。すると突然、何かが顔を出した。よく見てみると・・・。

水舎のネコ

ここからshanは蕎麦そっちのけでネコ夢中モードに。ニジマスを早くネコにあげたくて仕方ないといった様子。

しばしネコと戯れていると、程なく料理が出てきた。蕎麦は思ったより細め。でもコシは本当にしっかりしていて美味。わさびは意外なほど控えめだったが、つゆは濃い目で好みだった。ちなみにだしを取った昆布と椎茸は、言えば持ち帰り可能らしい。

水舎の粗びき蕎麦

水舎のニジマスの空揚げ

ニジマスはみりんが大量に使ってあるのか、相当甘い。サクサクに揚がっていて、頭から尻尾まで全部食べられた。まあ身の一部はどこかへ行ってしまったけれど。

食後にはそばプリンも食べた。ただ先に注文していたため、食事が終わる前におばちゃんがとっとと持ってきてしまい、結局、常温で食べることに。これはやや微妙な味になった。

水舎のそばプリン

食事を終える頃には、ニジマス効果でネコが増えていた。

ネコが増えた

会計のときに若い店員さんに尋ねると「ウチで飼ってるんですよ」と。客に構ってもらい、自然にも囲まれ、恵まれたネコたちだった。

店を出ても相変わらずの曇り空。だが、めげずに今度は上高地へ。40kmの道を約1時間かけて走ったが、信号がないのでよく燃費が伸びる。そして到着したのが沢渡(さわんど)大橋駐車場。上高地はマイカー規制がかかっていて、ここで観光バスに乗り換える。

沢渡大橋駐車場

上高地へ向かうバス

勾配とトンネルの続く道を30分ほど走ってようやく上高地。途中には昨年の土砂崩れの跡が山肌に生々しく残っていた。

上高地の案内板

上高地のインフォメーション

時間は14時過ぎだったので、まだ山上には雲がかかっていた。有名な河童橋の上から焼岳穂高岳をそれぞれ望むもあいにくの状態。

昼の上高地河童橋から焼岳

昼の上高地河童橋から穂高岳

夕方に希望を託して、まずは明神池まで散策することに。地図で見ると近そうだったので目標地点にしたのだが、これが往復で6.5kmもあるということは後で気付くことになる。日頃の運動不足を痛感しながらひたすら林道を歩き続けた。

上高地の遊歩道

上高地の池

上高地の水

1時間ちょっと歩いただろうか、明神池に到着。ここで梓川の対岸に渡り、来た方向へとまた折り返し歩く。バスがないか必死の思いで探したが、その願いが通じることはなかった。

明神池一之池

折り返しの橋

帰り道は童心に返ってshanとしり取りをしながら踏破。この辺りから徐々に雲が薄くなり、周囲の山の稜線が見え始めた。

天気が回復し稜線が見える

上高地の木漏れ日

そして17時半過ぎにようやく河童橋に帰還。期待通り、穂高岳はほぼ全貌を現してくれていた。

夕方の穂高岳

その後は18時の最終バスに乗り、沢渡駐車場へ。バスを待っている間、なぜか雲が山上から湧き出るように見えた。きれいな空気を吸い、想定外とはいえよく運動もできた。気持ちを入れ替えてまた新しい週を迎えられそうだ。

上高地の山頂から湧き出る雲

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