友達に会いに再度富山。海王丸、瑞龍寺

先週末は立て続けに友達と会うことになった。

土曜日は自分の高校時代からの友達が、鉄道旅行の乗り継ぎのために金沢駅まで来たので、SHANも連れて駅のカフェで小一時間懐かしく歓談。同僚と日帰り・片道6時間という酔狂な旅をしているのだそうだ。

翌日はSHANの友達が富山の知人を訪ねて来たので、顔を見るためにまた高速で富山まで行ってきた。当日の待ち合わせは昼過ぎで、時間的に余裕があったので、午前中は精力的にます寿しの買い出しへ。

実は先日、偶然TVで色々なます寿しの店を紹介していて、どうしても食べ比べがしたかったので、この日は絶好の機会だった。といってもさすがに一度に食べられる量は決まっているので、今回は2軒。富山ICを下りてまず向かったのは寿し工房大辻

寿し工房 大辻

看板の幻シリーズは完売も、目当ての炙ります寿しは購入成功。続いて向かったのは、富山城のすぐ西にある老舗の高田屋。ちなみに対面には同じく有名なます寿し屋のせきの屋がある。

鱒乃寿し 高田屋

ここでも無事、鱒乃寿しの購入成功。古めかしい店内には重石の乗った鱒寿しがいくつも並んでいた。

これでミッション完了となったので、そのまま昼食へ。せっかくの富山なので、またブラックラーメンに挑戦。今回食べたのは開発者最後の弟子が営むという喜八

富山ブラック 喜八

喜八の富山ブラック

麺は前回より少し柔らかめで、スープは濃厚。メンマも味が濃かったので、今回は白飯も頼みおいしく完食。店長によるとこの濃さでも昭和時代の6割程度とのこと。100%の富山ブラックはさすがに体を壊しそうだ。。

そして食後は待ち合わせ場所の海王丸パークへと向かった。途中、今年富山新港に開通した新湊大橋を通過。

新湊大橋

到着してSHANの友達と合流した後、そのまま海王丸パークを観光。公園は露店がたくさん出ており、人出も多くかなり賑わっていた。

海王丸と新湊大橋

ここの目玉は戦前から1989年まで現役だった帆船・海王丸。主に練習船として活躍し、かつてはホノルルまで航海したらしい。ちなみにこの海王丸は横浜の日本丸とは姉妹船だそうだ。

海王丸

入場券を買うと船内の見学が可能。甲板から船室、操舵室、調理室、エンジンルームなどを見られる。

海王丸のマスト

海王丸の船室

見終えた後は露店で買い食いをしてから次の観光へ。前回時間がなくて見られなかった高岡市の瑞龍寺に向かった。その間、SHANと友達はひたすら話に花を咲かせる。

今回初めて聞いたが、この瑞龍寺は富山県で唯一の国宝になる。3代目加賀藩主前田利常が、2代目利長の菩提を弔うため整備した寺。中央の仏殿、奥に見える山門はともに国宝指定。

瑞龍寺

山門、仏殿、法堂と垂直に並び、それらをぐるりと回廊が囲む伽藍配置は紫禁城を彷彿。調べてみると、禅宗様の寺院建築は唐様ともいい、禅僧の往来によって中国建築の影響を色濃く受けたらしい。

入って右手の回廊には寺の台所である大庫裏がある。中にはでかい鍋や釜。厨房を守るという韋駄天も。

大庫裏

韋駄天

こちらは仏殿から見た山門。芝生が美しかったが、やたらと硬い品種で座ったSHANの尻に刺さっていた。もちろん、仏殿、法堂の内部もしっかりチェック。

瑞龍寺の山門

瑞龍寺 仏殿内部

それほど広くはないが、風格を感じるいい古寺だった。その後は友達が夜のうちに電車で名古屋に帰るため、金沢駅まで移動。一緒に夕食を取ってから改札で別れた。

金沢駅で食べた玉手箱

そして、帰宅後はついに本命のます寿しが登場。

ます寿し二点

まずは珍しい大辻の炙ります寿し。鱒のハラミを炙ったものでSHANもOKだったが、個人的には生のほうが好きだった。

大辻の炙ります寿し包装

大辻の炙ります寿し

そして次に高田屋のます寿し。思ったよりも身は薄めで、酢の味も控えめ。ご飯は柔らか。そして、笹の葉がべとべとになるくらい脂が乗っている。

高田屋のます寿し包装

高田屋のます寿し

最初のインパクトはそれほど大きくないんだが、ひと切れ目よりもふた切れ目と、食べれば食べるほど、美味しく感じてくる不思議なます寿し。結局、どちらも翌日の昼にはすべてなくなっていた。

現在体重計のない生活に入っているため危機感がないが、寿司には必ずご飯がついてくるため、体重はちょっとやばそうだ。筋トレのほうは継続しており成果の片鱗が見え始めているが、それ以上に太っては意味がない。北陸は何とも罪深い場所である。。

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