京都も最終日で生活雑感。東寺、清涼寺など

京都での滞在も、早くも最終日となってしまった。すでに荷造りは大方済ませ、寝る準備まで万端整っている。ただ、寝るにはちょっと早いので断片的な写真のまとめ。

メインのデスクトップPCはもう車に積み込んであるが、ちょうど今日、Softbankがテザリングのサービスを開始したので、そのテストも兼ねてノートPCの方で今この投稿を書いている。さすがに光回線とは比べるべくもないが、ADSL8Mとかそんな感じの体感速度はあるので充分使えそうだ。

今回住んでいたのは嵯峨野の南、松尾に近い場所だったが、神道上、「賀茂の厳神、松尾の猛霊」といわれるほど、平安京遷都の頃から、王城鎮護の重要な拠点だったらしい。

選んだ部屋は重量鉄骨だったので遮音性も高めで、角部屋でベランダもあり、今まででもトップクラスに快適だった。短期は件数も少なく仕事系の条件も加わるため、意外と選択肢はない。そのため毎回苦労したが、今回は要領を得てきたのもあり大正解。

アルモニ2番館

滞在中の京都は最近までずっと暖かく快適だったが、今週の初めに雪が降って以来、ようやく冬らしくなってきた。その時は最低気温が-1℃にまでなった。さすが盆地の底冷え。

京都の初雪

食事は和食系の新メニューに挑戦するなど自炊メイン。自宅のある辺りは左京区や東山区に比べて飲食店が少なかったが、近場でかなり重宝したのは創業70余年のラーメン屋・新福菜館

新福菜館

最初は何だかありきたりな印象だったので敬遠していたが、老舗の京都ラーメンを食べてみようと一度入ってみた後は、特に寒い夜を中心に何度も通う事になった。

SHANは自ら「今日どう?」とか提案して来るほどだった。見た目と食べ物にギャップがあると言われた、というのも分かる話。味の方は醤油ベースに九条葱がもりもりで、やや太めの麺が好み。

新福菜館の中華そば

錦市場には何度か足を運んでおり、漬物や佃煮は常備してあった。たまごご飯やお茶漬けは軽めの昼食の主力。他に舞妓はんヒーヒーとかいう辛い煎餅や手焼きの空豆煎餅にもはまる。買い物は近所の平和堂のフレンズで、ここの手づくり鯖寿司は旨かった。割烹の鯖姿寿司を買ってみたりもしたがそんなに負けていない。

割烹の鯖姿寿司

KBS京都という地元のテレビ局は中国ドラマをがっつり流していて、
何となく惰性で毎週見てしまった。現在はSFチックな封神演義。他にNHKの「中国文明の謎」というシリーズも面白かった。NHKのドキュメンタリー番組は意外と好きなものが多い。

NHK中国文明の謎

仕事の少ない日には恒例の短時間での観光にもよく行ってきた。紅葉の時期に行ったのは京都府立植物園。マスコットのまゆまろ君が、自分で歩けずに軽トラで運ばれていったのは何だかシュールだった。

運ばれていくまゆまろ君

紅葉の方は見頃に行ったので良かったが、天気が伴わず。カメラの集団が何かを撮っているので話しを聞くと、紅葉に遊ぶキクイタダキという珍しい鳥を狙っているのだとか。なるほど熟練のカメラマンとっては紅葉+αが重要なようだ。

京都府立植物園の紅葉

キクイタダキを狙うカメラマンたち

世界文化遺産でもあり有名な東寺三十三間堂も、同じような感じで余暇に見に行ってきた。東寺は桜が咲いていたらとても綺麗だったように思う。国内最大の五重塔や国宝の仏像などは一見の価値あり。

東寺の桜と五重塔

東寺の紅葉と金堂

平安京の羅城門の東西に配置されていた寺院だけに、歴史の長さは半端ではない。宇治で見た平等院と同年代。平等院は現在全面改修中だったが、こちらはしっかりと健在。柳の下には蛙ではなく鴨がいて、平和そうにのんびり昼寝をしていた。

東寺の五重塔

東寺の鴨

三十三間堂ももちろん仏像が見もの。1000体の千手観音像の前に、風神・雷神と二十八部衆の木彫像が並ぶ。インド起源の神々だが、顔立ちがインド人に似ていないのは不思議。仏教についてはちょっとまとめて調べてみたいところ。

三十三間堂

落柿舎は嵯峨野にある俳人・向井去来の寓居。小さな庵が二つに庭という本当にシンプルな作りだが、慎ましやかな生活が思われてなかなか良かった。その名の通り柿がなっていたが、SHANが取ろうとするので必死に止めた。

落柿舎

落柿舎の庭

同じく嵯峨野では手づくりの雑貨屋にも立ち寄った。生粋の京女だという店長は、この季節無休の4時間睡眠らしい。商品もかわいかったのでSHANはかんざしを二本購入。その後、近くにあった清涼寺という寺にも立ち寄った。

清涼寺

聞いたことはなかったが、境内は広く本堂も非常に立派。豊臣秀頼の首塚があったのには驚いたが、近年、大阪城の敷地から出土した遺骨をこちらに葬ったそう。
推定ということだが、本人は稀にみる巨漢だったらしいので、人違いという可能性は少ないのかもしれない。

この日は紅葉の時期に行列で入れなかった二尊院にも行った。土足でビニール敷きの本堂に上がれてしまうなど、期待ほどには趣ある感じではなかったが、さすがに紅葉の馬場は色づいた様を想像すると凄そうだった。

紅葉の馬場

そんな感じで約6週間の京都滞在を終えた。久しぶりの大原や、興味のあった鞍馬山、貴船神社、リニューアルした東映太秦映画村には行けなかったが、人生初の京都の紅葉はしっかり満喫できたので上出来だと思う。

明日は年末年始を過ごすため川崎に戻る。時間を見て、また今年の移動を総括してみたいと思う。

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