猛暑日に沼津と三島を観光。深海水族館

東京へ戻ったかと思えば次の週は名古屋まで走るなど、所用が重なったことで慌ただしく過ぎてしまった6月。来たばかりの頃は何もなかった家の裏の水田も、今では稲が育ってすっかり夏を感じる景色に様変わりした。

家の裏の水田の稲

明くる今月はというと、最初の週末は久しぶりにカメラを携え、沼津三島の方へと遊びに行ってきた。昼前までゴロゴロしたのち車で走ること約40分。まずは沼津港に隣接する飲食店街の港八十三番地で昼飯を取ることにした。

港八十三番地

友人推奨の店が激混みだったため、今回選択したのは活けいけ丸という回転寿司の店。朝獲れ!だとか駿河湾極選!だとか威勢のいい言葉が並んでいるが、注目すべきは「深海魚握ります」

活けいけ丸

そう、今回沼津を訪れた真の目的は実はこの深海魚。駿河湾は海底にプレートの境界線が走っているため、その深さは全国一の約2,500m。深海魚の水揚げも盛んに行われており、沼津港界隈では深海魚を味わえる食堂だとか、深海魚の展示に特化した水族館などが人気を集めている。

駿河湾地図

深海魚の寿司なんて初めてなので楽しみにしていたが、実際に入店してみると思ったより深海ネタが少ない。とりあえずシイラなど初耳のネタに挑戦したが、幸か不幸か見た目にも危険な感じはなく、ニギスなどはとろけて結構美味かった。

シイラの握り

水深200mから深海と呼ぶそうだが、駿河湾でしか獲れないサクラエビも実は深海生物。さすが新鮮で美味かったが、それ以降はというと結局生シラスやアジなど定番の地魚に終始。深海感という点ではちょっと不完全燃焼だったかもしれない。

サクラエビの軍艦

ただ、かといって後から発見したこの超深海魚丼を見ていると、これで良かったのだという風にも思われた。。。

深海丼

その後は隣町の三島市へと車で移動。名物三島コロッケの食べ歩きに繰り出した。三島市は昨年三島スカイウォークという日本最長の吊り橋ができたことで人気が高まっている街。

三島広小路駅

ただ、この日は富士山が完全に雲に隠れていたため吊り橋観光は見送り、まずは三島広小路駅の周辺を散策。古そうな神社だとか、澄んだ水の美しい源兵衛川などを見て周る。

三島の神社

源兵衛川

こちらは三島梅花藻の里。豊富な湧水を利用して、清流にのみ育つ梅花藻という植物が生育されている。その名の通り水中で梅の花に似た可憐な白い花を咲かせるのが特徴。

三島梅花藻の里

この場所では三島の環境改善に取り組んでいるというNPOのおじさんに出会った。汚かった梅花藻の里や源兵衛川の整備の歴史を教えてもらったが、ご本人は来年NHKのプロフェッショナルに登場予定なのだとか。ちょっと先だが要チェック。

三島の梅花藻

ちなみにコロッケはというと、なぜか最初にその看板を見かけたブラジル料理の店レカントで食べてみた。テイクアウト予定だったが、当日は突然の猛暑でかなわず店内へ。

ブラジル料理レカント

優しげなブラジル生まれのご夫婦の話を伺いながら初挑戦した三島コロッケは、地元産メークインが粗挽きで使用されていて、確かに普通のコロッケとは一線を画す味わいだった。ブラジルの調味料なども入手でき満足して退出。

レカントの三島コロッケ

しかし、あまりの暑さからこれ以上のコロッケ巡りは危険と判断。残念だったがここで車へ引き返すことにした。水を買いに入ったスーパーでは、Shanが一目散に冷凍コーナーへ。コンビニの冷凍庫に入ったバカッターの若者の気持ちが今なら分かるなどと述べていた。

三島を離れた後は再び沼津へと戻り、昼は大混雑だった沼津深海水族館を訪れた。名前から察せられる通り、ここは深海魚を中心とした展示が人気の水族館。

沼津深海水族館

地球最後のフロンティアと言われる深海だが、さすがに変な生物が盛り沢山。しかも意外と食用になることに驚くが、中でもこのタスマニアオオガニは食いでがありそうだった。。

タスマニアオオガニ

深海生物で現在最もメジャーなのはおそらくこのダイオウグソクムシだろう。鳥羽の個体が約5年絶食したことで話題となったが、いざ食べるとなると食いつき方が凄いのだとか。

ダイオウグソクムシ

基本的に動きの少ない深海生物だが、やはり子供となると好奇心旺盛らしい。イガグリガニの子供はあちこち歩いて、他の蟹の甲羅に登ってみたりと一人活発に行動していた。

イガグリガニ

各コーナー観察に没頭してあまり写真を撮ってこなかったが、2階へと上がるといよいよ目玉のシーラカンスの展示がある。ご存知「生きた化石」と呼ばれる古代魚。淡水魚のイメージだったが、現生している種は深海魚なのだそう。

シーラカンス

シーラカンスの剥製や、世界で唯一らしい冷凍保存体を観察し、研究報告のパネルなどでしっかりと学習させてもらった後は、外へ出てぶらぶら沼津港の散策へ。

沼津港

巨大な水門が見えたので行ってみると、上まで登ることができ、広大な駿河湾を見渡すことができた。締めにはなかなかおあつらえ向きな大海原の絶景だった。

沼津港の水門

駿河湾

などといったところでこの日の観光は概ね終了。地元愛知や神奈川のお隣ということで結構身近な静岡県だが、日本最高峰の富士山に加えて日本最深の駿河湾まで備え、あらためてなかなか個性的な地域なんだなと再認識。

ここの人が言うには静岡は広くて、天竜川、大井川、富士川など川を越えるごとに文化や習慣が違うんだとか。今回の滞在でゆっくりその辺も再発見していけたらと思う。

猛暑日に沼津と三島を観光。深海水族館」への2件のフィードバック

  1. SAWA

    深海魚とコロッケ巡りお疲れさん~
    そうそう、最近知ったが深海領域って200m以降らしいね。
    リールで考えると200m巻なんて普通だし、深海って言われてもピンと来ないけど。。
    シイラは昔よく釣り番組で見ていたが、実際に食べてみたことがない。
    この前近くのスーパーでも売ってたが馴染みがないよねぇ。
    カジキ風なタンパクな味わいかな?

    ほほう・・身近にプロフェッショナルな人がいるって響きがいいねぇ。
    毎回録画予約してるから、その回の時はちょっと親近感湧きつつ見れそう。
    要チェックや!

    静岡は山も海もあって個人的に魅力度の高い県。
    緑茶効果で発がん率も低いし、さわやかのハンバーグもすぐ食べれる!
    海鮮も旨いで言うことなしですな。

    返信
    1. ari.d5233 投稿作成者

      そうだね、シイラは身の感じも味もカジキ風で近いかも。
      寿司ならびんちょうとかそんな系統だった。
      ただこれ調べると深海魚じゃないし笑
      見た目が不気味だから混じっちゃったかな?
      200mでもビル換算だと相当深いけど、
      確かに人が素潜りで到達できる範囲ではあるね。
      深海を見て周るツアーとかあったら申し込むんだけどな。

      プロフェッショナルの人は本も出してるちょっと有名な方らしい。
      大学教授をされてるWさんだけど、たぶん内容で分かるかな。
      情熱大陸にも出演予定だそうなので興味あれば静岡研究にぜひb

      さわだけにさわやかはやはり行きたいのか。ぜひまたご家族でどうぞ^^

      返信

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