金沢グルメといえば、まずはやっぱり海の幸だろう。回転寿司は地元の店を中心に2~3軒行けたが、この前は有名な近江町市場で海鮮丼を食べてきた。
近江町市場は加賀百万石の台所と言われるだけあり、店先には新鮮そうな海産物がずらりと豪快に並んでいる。ここでは他にも、土産物や加賀野菜なんかが手に入る。
この日訪れたのは、近江町市場の海鮮丼の有名店・井ノ弥。看板のちらしを中心に、40種類以上の豊富なメニューがある。14時と少し遅めに行ったが、それでも行列に並ぶことに。
30分ほど待ってから店内に入り早速オーダー。自分はインパクト重視で「ちらし近江町特盛」にしたが、見た目にも華やかで、満足度はかなり高かった。
一方、SHANは何と「甘エビと加賀野菜のカレー」を選択。そもそもカレーメニューがあること自体驚きだが、実はこれが当たりだった。金沢のカレーブーム恐るべし。
そう、自分は寡聞にして知らなかったのだが、金沢といえば最近ではなぜかカレーも名物なんだという。歴史があるそうだが、有名になったのはここ5~6年らしい。
せっかくなので、その金沢カレーも何度か食べてきた。初めて行ったのはカレーのチャンピオン。
店内の雰囲気は何となくココイチに似た感じ。食券を買ってエビフライカレーを頼んでみたが、ルーはどろっと濃厚で具は少なく、ご飯は基本大盛り。
そして、早速食べようとしたところ。
スプーンと思っていたものは、まさかのフォーク。軽くカルチャーショックを受けつつ、気を取り直して食べ始めると、ルーの粘りで全く問題ないことに気づく。味のほうも相当濃ゆいが、癖になりそうな深みがあった。
金沢カレーと一口にいってもいくつも店があるらしく、他に市庁舎の近くにあるターバンカレーも試してきた。現在会社清算中なのに営業しているという不思議な店。
濃厚なルーにステンレスの皿と、これもまさに金沢カレー。ただ、ルーの味付けやご飯の量が控えめでやや上品な印象。店内も欧風のシックな感じで、店ごとに少しずつ趣きは異なるようだ。
その他にも全国区になったゴーゴーカレーなど、ざっと調べただけでも10~20は異なるカレー屋があるようだった。金沢へ来てまさかカレーを食べるとは思っていなかったが、今後も週一くらいでチェックしてみたいと思っている。