静岡生活開始。白糸の滝、富士宮焼きそば

私用でバタバタした春も過ぎ去り、これから夏の間は諸般の事情も鑑みて静岡で暮らすことにした。年内定住という基本路線に変更はないものの、あまり急ぐ状況にもないため、富士の麓でしばらくは仕事に専念していようかと思う。

ちなみに今月はというと都内での用事が多かったので、そのついでにランチ開拓なんかをしていた。特に気に入ったのが恵比寿にあるロシア料理の店マトリョーシカのチキンストロガノフ。

マトリョーシカのストロガノフ

もう少しサワークリームが利いててもいいが、グルジアワインなんかも揃っている面白い店なのでぜひ再来を期したいと思う。また、同じ恵比寿アトレ内にはいつの間にかシェイクシャックの支店ができていたので、こちらも持ち帰りで初挑戦。

シェイクシャック恵比寿店

この店は去年日本に進出したアメリカの新世代バーガーショップ。アンガスビーフ100%とかで肉を食べてる感は相当だが、サイズ大だと1000円近い価格になる。佐世保や沖縄のバーガーとどう戦うか結末が気になるところ。

シェイクシャックのチーズバーガー

その翌週には名古屋の家族が遊びに来てくれたので、乃木坂の国立新美術館へ一緒に出掛けてきた。目的はルノワール展。誰もが一度は見たことのあるだろうムーラン・ド・ラ・ギャレットが日本初上陸ということで大盛況だった。

国立新美術館

滞在中は中華を食べ、焼肉を食べ、久しぶりに水入らずで過ごす楽しい時間に。この日は夕食後に別件の飲み会があり、トイレに行かずに終電に乗ったところまさかの深夜に人身事故発生。しばらく車内に閉じ込められるという悲劇も経験した。。

国立新美術館の窓

などなどしつつ中旬には新たな住み処となる静岡県の富士宮市へと出発。今回は目的地が近いため、ゆっくりと昼過ぎに出ても陽が傾く前には到着した。さすがにあちこち茶畑だらけで、富士山とのツーショットがいかにもお茶の広告的。

富士宮市の富士

今回の物件は裏に小さな水田がある。住宅地ながら昼は物音がほとんどしない静かな場所だが、夜になると一斉に蛙の合唱が始まる里山的な環境。住人の運転が荒い気がするのはまあご愛嬌。

富士宮の物件

一通りいつもながらの荷解きを済ませると、最初の数日はやはりというのか、富士宮といえばの焼きそばを連日食べ続けてみた。一軒目は家から10分程のところにあるゆぐち

ゆぐち

若いご家族が切り盛りされているようだが、それだけに味付けや肉カス、ニンニクの量もしっかりめ。15種類ある焼きそばの中から今回はオススメだというホルモン焼きそばを頼んでみた。

ゆぐちのホルモン焼きそば

富士宮焼きそばというと太めでモチモチの麺というイメージだったが、実際に出てきたのはシコシコとした細めの固麺。でもこれが悪くなく、噛み応えの中にソースやダシの味わいが混じり込んで来て、癖になりそうな美味さだった。

翌日には市の北はずれにある天神橋という店にも立ち寄った。おばあちゃんが腰かけに座り座り調理していて、新聞片手に近所のおじさんがぶらりと来るような地元のお店。

天神橋

こちらはイワシの削り粉などの味が強めで、ゆぐちに比べるともう少しやさしい味。富士宮焼きそばの麺は製麺所ごとに四系統に分かれるらしく、前回は叶屋で、こちらはマルモ食品の麺とのこと。コシが気持ち弱くその分モチモチ感が出ていた。

天神橋の富士宮焼きそば

同時に頼んだお好み焼きはもんじゃ並みに緩くキャベツドッサリ。野菜補充に最適な一皿だった。

天神橋のお好み焼き

また他日にはうるおいていという有名店にも挑戦。この店は東名高速のEXPASA富士川にも出店している。ただ、看板メニューの”うるおい焼きそば”はこの本店のみの提供。

うるおいてい本店

庶民的な雰囲気の店内に入ると、各テーブルには大きな鉄板が据え置かれている。注文を済ませると、運ばれてきたのは半分以上を野菜などが占める具材。

うるおい焼きそば

これを店員のお兄さんが目の前で手際よく調理してくれる。イワシの削り粉と青のりをたっぷりかけたら完成だが、付属の豆板醤風な辛味噌をつけながら食べるとより一層楽しめた。

うるおい焼きそば完成

とりあえず以上三軒をまわってみたが、市内には焼きそば店が150もあるそうなので、また飽きずに開拓に出て絶対王者を探し求めたいと思う。ちなみに最初の週末は天気も良かったので白糸の滝へも足を伸ばしてみた。

白糸の滝

滝は馬蹄型をしていて、小さなナイアガラといった風情。水しぶきが降りかかってきて避暑には最適なロケーションだった。

白糸の滝アップ

また帰りには富士山本宮浅間大社にも寄り道。湧水の出る水の綺麗な場所だったが、富士宮市の水道水自体、天然バナジウムが含まれてるとかで非常に水質がいいんだとか。

浅間大社

湧玉池

というわけで当面は静岡をベースにしながら、たまに川崎へ戻るという生活を続けようと思う。週末には早速静岡を出て山梨の方を見て来る予定なので、今後もまた不定期にそんなところの話を残していきたい。

夕景の富士

静岡生活開始。白糸の滝、富士宮焼きそば」への5件のフィードバック

  1. 33

    究極なもちもち焼きそば探そうね!(^^)
    富士山の頂上登るのが楽しみ!
    お弁当持って行こうね♪

    返信
    1. ari.d5233 投稿作成者

      もちろん探す!けど一気に食べたからちょっと間を空けようか。。
      富士山頂はのんびりお弁当食べてるような環境じゃないだろうけど、、
      まあいずれにせよ調べて楽しむようにしようね b

      返信
  2. SAWA

    沈黙を破って更新かと思ったら移動生活再開だとっ!?
    それで甲州の話が出てきたわけですな。。
    しかも拠点が静岡と、まるで9月のBBQに照準を合わせてきたような(笑)
    虫が苦手じゃなければチャンも一緒にBBQツアー参加しては??

    更新がなくてもオフはしっかり満喫してたようですな。
    こちらも酒浸り生活によってワインも完全克服したんで、アリおすすめの
    グルジアワインとやらを飲んでみたいところだ。

    住処も静かそうなところでええやないの。
    蛙の子守歌を味わえるのは今となっては貴重な体験かも。
    富士宮やきそばの格付けに精を出してもらって、是非おすすめそばを
    BBQに差し入れしてくだされ◎

    しかしこの距離なら1度くらい遊びに行くこともできそうだなぁ…。
    新幹線撮りスポットの調査よろしく!笑

    返信
    1. ari.d5233 投稿作成者

      そうそう。ちょうどBBQにもいいと思ってたんだけど、
      ここにいるのが8月末までになったから微妙にすれ違った笑
      まあどこからでも行かせていただきますけどね!
      連れは他の奥方も参加予定であればいいけど、
      一人ついてくると男たちが夜なべする中、孤立が目に見えており何とも。。

      あえて浸ってワイン克服とはさすがであります。
      グラス持ってくるの忘れてこっちが最近全然飲んでないけど笑
      遊びに来てくれるなら、これはやはり酒盛りにならざるをえませんな。
      逆に一度こっちが名古屋へ行くこともありそうだけどね!

      富士宮は狭い道でも減速せず突っ込んでくる車が多くてどうもなじまなかったけど、
      もう二週間なんでだいぶ慣れてきた。焼きそばもがんばって食べる予定だが、
      さすがに店多すぎて最後にはわけ分からなくなってる可能性。。
      新幹線は鉄橋と富士山との有名な撮影ポイントがあるぽいね。
      ただ山頂の雪がだいぶ減ってるから、富士山感はちょっと弱いかも;

      返信
    2. ちゃん

      たらこくん☆りおちゃんとママを連れて遊びに来てーー!カエルいっぱいいるよ。

      返信

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