高知での生活の準備も順調に終え、今日は仕事の始まる昼下がりまでshanと観光に繰り出すことにした。
まずは食から入るのが旅の基本だと思うが、高知といえばやはり有名なのは鰹のタタキ。18日に食べ損ねた明神丸にリベンジを果たすためひろめ市場に向かう。
行ってみると明神丸は営業中だった。平日のしかも11時台という時間のためか、それほど混んではいない。ただ、それでも4~5人並んでいたのはさすが人気店。
お兄さんが豪快に藁で焼いてくれたカツオ。写真撮影にも笑顔で応じてくれた。
生の魚が苦手なshanのために、鰹のタタキとハランボも注文したが、これがどちらも大正解だった。藁焼きは確かに炙りの香ばしさが段違い。高知まで来た甲斐があったと思わせてくれる味。ちなみにハランボとは鰹のハラミのことらしく、アブラが乗っていて、それをタタキよりもよく火を通していただく。
そのまま勢いに乗って、ネットで薦められていた吉岡精肉店へ。ここでひろめコロッケとメンチカツを食べた。こちらも大変おいしくいただいたが、ここにしかない味かといえばそうでもないかもしれない。
その後、食後の運動に帯屋町商店街のほうへ歩いていると、”吉田東洋先生記念之地”を発見。ここが彼が土佐勤王党に暗殺された現場とのこと。ひっそりとした佇まいではあるが、こんな碑に突然ぶつかるあたり、この地がかつての土佐だということを改めて実感させられる。
そして、帯屋町商店街を東へ散策していると、中央公園のあたりでネコの里親探しをしているお姉さんに遭遇。ネコ好きの二人としては立ち寄らざるを得なかったが、気さくな方で色々とお話をさせてもらった。
ネコとの癒しの一時を過ごした後は和雑貨店ほにやに立ち寄った。ここは大変有名なよさこい踊りのチームを持っているそうで、映画「君が踊る、夏」の撮影にも全面協力をしていたとのこと。店の方はとても親切で、shanはお洒落なスプーンなんかを買って嬉しそうだった。
帰り道にもさきほどのネコのお姉さんのところに立ち寄る。近所の韓国人整体師のおじさんもネコを連れて遊びにきており、道行く人も加わって井戸端会議状態。
お姉さんの活動やブログなども紹介してもらい、今後も応援しようということでshanとも一致。写真は外に出してもらってコミュニケーションしているネコたち。
みんなと別れた後も、山内家の屋敷跡や鏡川、料亭・臨水などを見て周り、やや仕事に遅刻しつつ帰宅。ただ、仕事自体は実際に調子は悪くなく、”借りぐらし”は現在までのところなかなか順調に来ている。