沖縄滞在の終盤は北部の『やんばる』という地方を周っていた。やんばるとは、本島でも自然の豊かな名護以北の地域を指す。今回せっかくその名護に住んだので、何度か探訪へと出かけてみた。
まず訪れたのは沖縄本島最北の地、辺戸岬。名護からといっても高速なしで約50kmと十分に遠いが、それだけにこんな機会でないとまず行かないと思い出発。美しい景色の中、浮きまくる骨董品セダンで一路北を目指す。
塩屋湾や国頭村役場を通り過ぎ、現地には休憩含め約2時間で到着。
辿り着いた辺戸岬は、吹きっさらしの荒涼とした場所だった。学生時代に覚えたカルスト地形の岩がボコボコと並んでいて、その向こう側には広大な海原と、荒々しい断崖絶壁が見える。
6月に行った万座毛も同じような場所だったが、それよりもやや荒っぽい印象。柵がなく絶壁の際まで自由に行けてしまう感じはむしろ東尋坊に近い。ついつい頭の中では落ちた場合のシミュレーション。
なるほどねーとか言いながら、さらに与論島との友好記念碑や、沖縄の本土復帰記念碑なども見て周る。ただ、強い日差しから逃れる場所がまったくないため、30分程してやむなく撤収。
岬にスリルを求める攻め系の人には最適な場所だと思われた。眺めもいいし、本島北端ということで不思議な達成感もある。南の岬とはまた違った趣なので、一度は来ておいて正解だろう。
そして次に向かった場所は、その辺戸岬から程近い大石林山。亜熱帯の自然が広がるトレッキングコースといった場所で、受付のうり坊はなんと野生のものが遊びに来ているんだそう。
ここからマイクロバスに乗って山腹の山小屋へと移動する。この道には絶滅危惧種のヤンバルクイナがよく顔を出すらしい。
山小屋ではドリンクを仕入れ、早速トレッキングコースに入る。響きが良かったので『美ら海展望コース』を選択。沖縄に来て柄にもなくすっかりアウトドア派になってしまった。
しばらくバリアフリーの整備された道を歩き、その先からは奇岩の並ぶ文字通り石林の間を抜けて進む。
すると段々坂道が急になり、木々も鬱蒼としてきた。人が全くいないので変な生物に出会っても救助は期待できそうにない。なんだか不気味に思いながら森の中を先へと急ぐと、ふと突然視界が開け、先程の辺戸岬が一望できる展望台が登場。
なるほどこれは弁当でも広げて、しばらく眺めていたいような絶景。左手前には小さく駐車場が見える。こんなに登ったかという感じ。
その後は石林や南国の植物を楽しみつつ、元の小屋に戻るまで30分ほど。最後は『御願ガジュマル』という巨大なガジュマルの木を見て帰還した。
沖縄に来て以来、あまり山で遊ぶことがなかったので、その点、存分に堪能できたのは良かったように思う。かかとのあるサンダルなら十分踏破できるくらいの広さなので、トレッキングといっても結構気軽に来てしまって良さそうだ。
現在は川崎ですでにインドア生活にどっぷり浸かっているが、週末くらいは日光を浴びてビタミンDでも生成して来ようかと思う。やんばる行には続きがあるため、また第二弾でも残しておきたい。
やんばる方面制圧お疲れさんでした(゚∀゚)ノ
辺戸岬遠いやね…一度行ってみたいけど、なかなか短いスケジュールでは
後回しになりがちな場所だけに、そういう意味でも今回行っといて
良かったのかも。
ってか岩場の形まで万座毛に似ているとは、、
しかし爽快なまでのSkyBlueにセダンというのが何ともシャレオツ(笑)
せっかくアウトドア精神鍛えたならBBQとかキャンプでも計画して
大活躍してもらいたいですな(´ー`)y-~~
辺戸岬遠かったやね~。
そこまでの道もクイナ飛び出し注意で速度制限あるし、
なかなか着かんかった。。途中の景色がいいのが慰めだけどねぇ。
満天の星空とか、ダイブとか上級者向けの楽しみもあるようなので、
将来もし沖縄のリピが増えてきたらまた挑戦するかもしれん。
さすがに3ヶ月弱乗るとフィットの方にすごい違和感覚えたわ。
まあ沖縄は古い軽とかバンとかも多いから実際にはそう気にならなかったが。
ちなみにBBQなんて計画するにはまだアウトドア経験値が圧倒的に足りません。。
今回ちゃんが出てこない。。。TーT
まあずっと暑さにやられてへばってたからね。。
次回は登場??