くだんの爆弾低気圧の翌週は台風23号が到来。その翌々週は現地で早くも降雪&路面凍結と、三者三様のジェットストリームアタックにて、もはや道東行きの希望がほぼ潰えた先週。
楽しみにしていただけに残念だったが、Shanと一緒にまた来いという啓示だと受け止め、この週はせめてもと平野部で現在見頃を迎えている紅葉を見に出掛けることにした。
まずは平日の昼飯時に立ち寄った札幌市内にある藻南公園。家から30分くらいだが、ここはちょっとした渓谷感まであって、手近なのにかなり本格的な場所だった。
ヤマモミジ、シラカバ、ナナカマドとあるので、紅葉の主力もやはり本州とはやや異なる模様。少しは秋らしく、コーヒー片手に物思いに耽ってみたりするなどしてきた。
また、休日には同じく紅葉を目当てに夕張へも足を伸ばしてみた。最初に訪れたのは名所の滝の上公園。駐車場に車を停めると、早速大きな一本紅葉が出迎えてくれる。
そして先へ進めば夕張川と、その流れが削り出した千鳥ヶ滝。紅葉は今年は赤が少なく、見頃はやや過ぎてしまったとのこと。
しかし、片道1時間足らずでこの景観なら十分に満足。吊り橋から下を見下ろしたり、落ち葉の感触を確かめながら歩いたりと、さながら定年後の穏やかさで散策をしてきた。
そんな滝の上公園の次に向かったのは道の駅メロード。地元の特産品狙いだったが、着いてみるとほぼ完全なAコープの支店。なので仕方なく向かいの新夕張駅を見物することにした。
季節のせいもあるんだろうか、ローカル電車の駅というのはどこか郷愁を誘う。おそらくは厳しい冬も、束の間の夏も、この駅を利用している学生や大人たちの、何か純粋な物語を勝手にイメージしてるんだろう。
様々な情景を思い浮かべてしんみりしつつも、自分は昼下がりに夕張の無人ホームで何をしてるんだ?という現実的な疑問が頭をもたげたところで妄想ストップ。次なる目的地のシューパロ湖を目指してまた走り出す。
シューパロ湖は大夕張ダムの建設によってできた人工湖。居合わせた地元のおばさんは、昨年水位を上げたせいで手前の紅葉は全部水没してしまったと悲しげだった。
奥に見える夕張岳や、炭鉱の話なんかを教えてもらった後は、ついでなので大夕張ダムを見に行った。その途中、再びキタキツネとも偶然出会う。腹一杯にしてやりたかったが、共生を考えてここは断腸の思いで素通りした。
辿り着いた大夕張ダムは北海道最大のダム。その巨大さは少し黒部ダムを思い出す。税の負担や環境保護の意味では賛否があるんだろうが、その眺望と迫力はなかなかのものだった。
その後は夕張市内を抜けて石炭の歴史村もチェック。博物館は休館日で、全体的に少しうらぶれた感がなくもなかったが、天龍坑や石炭の大露頭などを見ることができた。
とまあこの辺で陽もだいぶ傾いて来たので、この日は家路に就くことにした。夕張からは由仁町を抜けて札幌を目指すが、その道中、制限速度未満の高齢者カーを見通しのいい直線道路で紳士的に追い越した。
するとここで脇道からまさかの道警登場。ごく一時的な17kmオーバーでも捕まえるんですかあなた方は。。悔しかったが、まあ野生動物保護のためと仕方ないと思う事にした。
そうして再び走り出すと、ふと目に入ったのがこの川。なんで絶妙に人の気持ちを代弁してるんだか。。よく分からない偶然にもはやぐうの音も出なかった。
ともあれここでの生活ももう残すところ2週間を切った。札幌から200km圏内はこれでほぼコンプリートしたので、あとは少しテーマを変えて過ごしていきたいと思う。
さすが紅葉早いなぁ~。
滝の上公園の一本桜ならぬ一本紅葉の空との配色具合がステキ。
テーマがはっきりした写真って意識してないとなかなか撮れないよね。
こちらはシルバーウィークに八方池に行って以来、全くカメラを触ることなく
1ヶ月が経過。
MRJの初飛行をずっと楽しみにしてたけど休暇は取れなさそうだ~。
防湿庫インとはいえ、さすがに全く稼働させないとカビが心配になる。。
おっと、17km/hオーバーでまさかの減点??
とりあえず追い越しに紳士的という言い訳は通用せんw
こうなったら北海道からの帰路は相当気を引き締めて帰らないと
途中で免許と車没収という最悪なシナリオが待っておるぞ。。
路面も凍結するだろうからチェーン巻いて40km/h走行!!
いったい何日かかるんだ~orz
MRJ画像見たけどかっこいいな。
これの初飛行ならたしかに見たいけど、
最近はだいぶ忙しそうだねぇ。
ここ数日はそっちもだいぶ冷えてるみたいだから、
また合間を縫ってファミリーで紅葉でも行ってきてくだされ b
運転については本当に過酷な場所だと思うわ。。
今年の北海道は冬が早いみたいだけど、
まあぎりぎり雪はなんとかなりそうなんで、あとは取り締まりだけだね。
残り2点を死守してなんとか生還します!