通販で購入したロワール地方アンジュー地区のワイン。元々ロゼが有名な土地らしいが、今回は樹齢40~50年のカベルネ・フラン100％の赤。樽は仏国内の有名な産地から最上級のオーク材を選び、手間とコストをかけて作り込まれたワインとのこと。

普段は手を出さない価格帯なので期待して開けると、まず濃いガーネット色。香りは優しい煙草と少しミント。時折、可愛らしく甘酸っぱい野苺。カシス。ブワっと広がる強い香り。飲んでみるとカベルネ・フランらしいクリアな酸味。後からそっとタンニン。バランスが良く、最後に華やかな余韻が残る。途中からカベフラらしい植物感というか、土臭さも。

香りをかぐ度に表情が少し違ってて本当に面白かった。自分なんかは価格が高くても「う～ん？よく分からん」となってしまうことも少なくないが、今回はこの価格でも全然惜しくなく、普段飲む1,000円前後のものとはレベルの違うワインという気がした。また仕事頑張ってリピ予定！