更新の間隔が少し空いてしまったが、7月初旬に松本での滞在を終えて川崎に戻ってきた。その後、9月にかけて友人の結婚式が続くこともあり、この2ヶ月は動かずに、家族やペットとともに家で過ごした。
松本の初日にえらい目に遭ったカトマンズには、滞在中に結局3回行ってきた。ランチは予想通りのボリュームで、特に味の選べるナンがどれもおいしい。
毎回ホールには控えめで優しそうなカトマンズ出身のおばさん。行くと少し会話をするようになっていたので、最終日のランチで挨拶をすると、名残惜しそうにしてくれた。
高知のネコのお姉さんもそうだったが、一ヶ月というのは知り合いを作るにはちょっと短いみたいだ。まあまた再訪することがあれば顔を出したいと思う。
長野県護国神社は家から近いこともあって何度か散歩に行った。緑が豊かで手入れも行き届いているが、いつも人の気配がない。
デリシアは最寄にあった長野のご当地スーパーで、蕎麦のほか、意外にも石川や富山から運ばれて来る鮮魚が充実。魚の仕入れはリクエストにも答えてくれるのでなかなか親切。
松本に滞在していた1ヶ月で変わったことといえば、一番大きいのは体重が過去10年で最低にまで減ったこと。最大の理由はやはり蕎麦ばかり食べていたことだろう。
外食のほか、家では沢製麺の信州八割蕎麦をしょっちゅう食べていた。わさびを蕎麦の上にのせる習慣もついてしまうなど、おかげですっかりにわか蕎麦通になってしまっている。
六助池の脇にある月の蕎麦では更科そばと田舎そばをそれぞれ注文。松本のB級グルメである山賊焼きを食べたのもこの店だった。
穂高にある蕎麦屋くるまやでは大盛りを注文。気狂いそば(五人前)が目を引いたが、Shanにたしなめられ自粛。
終盤にはさすがにそばに飽きてきたのでラーメンも。安養寺の信州味噌を使ったラーメンをパルコ裏の麺匠・佐蔵で食べた。芳醇な香りの味噌がしっかり効いたいい味なのでおすすめ。
他に印象の強かった信州名物といえばおやき。市街地を西にはずれたところにあるさかたのおやきはすごく良かった。具がとにかくたくさん詰まっていて、野沢菜や山菜、南瓜など味も豊富。平日だろうがいつも混んでいて、15時頃にはほとんど売り切れ状態。
出発の当日は雨上がりの晴天。駐車場裏のあじさいもきれいに咲いていた。自営業に浮き沈みは常だが、今思えば仕事の面ではこの時期が一番苦しかった。確実に知識や経験値は増えているのに、結果にそれが繋がらない状態。現在はだいぶ成長したように思う。雨降って地固まるとなればいいのだが。