到着から数日、沖縄は梅雨空が続いている。こんな時に絶景やビーチに行っても仕方がないので、その間、まずは手始めに周辺の探索に出掛けてきた。
一昨日は、本部のそば街道までドライブ。本部(もとぶ)とは名護市の西隣の町だが、美ら海水族館があることでも有名。
沖縄本島の中央西側にくっついている、サーターアンダギーのようなまるこい半島を本部半島というが、その西側に本部町、東側に名護市があり、双方を繋ぐように東西に走る県道84号がそば街道になる。
この街道はなだらかな起伏が続く山道で、沿道には点々と約70もの沖縄そば屋が立ち並ぶ。今回訪れたのはその中でも有名らしい『山原そば』
見た目はいかにも沖縄らしい古民家なうえ、ブロック塀が邪魔をしていてやたらと発見しづらい。数組、順番待ちをした後で混み合う店内へ。三種類のメニューからソーキそばと三枚肉そばを注文。
今までソーキといえばトロトロの軟骨と思い込んでいたが、実は豚の骨付きスペアリブのことを指すらしい。軟骨のものはわざわざ軟骨ソーキと書いてあることが多い。
ここのソーキそばは、柔らかく甘辛に煮込まれた、そのスペアリブ版のソーキががっつり5枚も乗る。鰹ダシのスープと相性が良く、あっという間に完食した。あとは沖縄そばのカロリーが高くないことを祈る。
本部の沖縄そばをおいしく腹におさめた後は、帰り道に同じ街道沿いにあるフルーツランドに寄った。ここなら天気が悪くてもそう影響はなさそうだ。
派手な入口から入場すると植物園の温室のような空間に出て、クイズに答えたり、謎を解いたりしながら先へと進んでいく。何か想像と違うなとも思ったが、とりあえず進む。
それなりに謎解きをしつつ、本物の動植物のほうも楽しんだ。ただ、肝心のフルーツの実が出揃うには時期が早すぎた模様。
ハイビスカスは沖縄方言で「あかばなぁ」という。そのまんま。
バードハウスではやたらと姿勢のいい鳥を発見。
そして、最後の締めにはなぜかムービーとゲーム。これがむしろメインじゃないかぐらいボリュームがあった。地元のクリエーターの人が作ったようだが、イラストは綺麗だし、音楽も雰囲気があった。
また、その後は隣のナゴパイナップルパークにも入場した。以前来た事はあるが、SHANが初めてだったためだ。この時間にはようやく束の間の晴れ間が広がった。
カートに乗ってパイナップル畑や熱帯林をぐるぐる走り、貝類博物館やお土産コーナー、試食などをして周る。SHANはワインの試飲だけで酔っ払っていた。
ちなみにこの日は夜もタコライスを食べる目的で、名護市営市場まで出掛けてきた。だがこちらは空振り。目当ての店がすでに退去しており、黒猫と遊ぶだけに終わった。
結局、夕食はフードコート的な場所の中華料理を食べて帰宅。翌日も週末ということで外出したが、それはまた次回書きたい。
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